▼ 喫茶店・カフェ・コーヒーショップの利用頻度
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対象者の63%が喫茶店・カフェを利用している。非利用者が増加傾向。週に1回以上利用する「ヘビー層」は前回調査と同じく16%である。「ミドル層」は前回調査より2ポイント増加し25%となった。性年代別では、男女60才以上で「ヘビー層」がやや多い。
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世帯年収の高い層で「ヘビー層」の占める割合が多い。逆に、世帯年収599万円以下では「ヘビー層」は10%に満たない。大卒と大学院卒で「ヘビー層」がやや多い。
日経読者で「ヘビー層」が非常に多い。チルドコーヒー好きはカフェの利用頻度も高い。
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▼ 過去1年間に利用した喫茶店・カフェ・コーヒーショップ
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「スターバックス」「ドトール」の2強体制が継続。しかし、「タリーズ」との差は縮小。「個人経営の喫茶店」の利用経験者の減少傾向が続いている。
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喫茶店・カフェ利用者が過去1年間に利用したことのある店舗は、「スターバックス」(73%)、「ドトール」(64%)が他のカフェチェーンに比べ圧倒的に高い。
3位以下では、2005年から2012年の間に「タリーズコーヒー」(13%UP)、「エクセルシオール」(5%UP)の利用率が大きく伸びている。「個人経営の喫茶店」は連続で利用率が減少している。
女性の「スターバックス」「タリーズコーヒー」の利用率が高く、男性では「珈琲館」「ルノアール」の利用率がやや高い。
関東では「○○○○○○○」の利用経験率が△%と高い。
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▼ 過去1年間に最も多く利用した喫茶店・カフェ・コーヒーショップ
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最も多く利用した喫茶店・カフェは、「スターバックス」(36%)と「ドトール」(26%)が圧倒的に多い。「タリーズ」は7%。「個人経営の喫茶店」は11%。
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女性は「スターバックス」、男性は「ドトール」の主利用率が高い。
「スターバックス」は北海道と九州での利用率が高く、「ドトール」は東北、関東での利用率が高い。
最もよく飲むチルドコーヒー別では、ドトール主飲用者とデイスカバリーズ主飲用者のそれぞれの店舗の主利用率は意外にも△△%。マウントレーニア飲用者は○○○○○をよく利用している。
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▼ 過去1年間に最も多く利用した喫茶店・カフェ・コーヒーショップを選ぶ理由
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「コーヒーがおいしい・好みの味」 「価格が手頃」 「入りやすい・気軽に利用できる」の3つの要素がカフェを選ぶポイント。4位は「リラックスできる・くつろげる」、5位は「行き慣れている・行きつけ」
⇒ コーヒーそのものの味に対する絶対評価が厳しくなっていること、リラックスできるスペースであることがトレンドといえる。また、行きつけの店≒訪れる店舗の固定化も見逃せない傾向である
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女性は「コーヒーがおいしい・好みの味」 「入りやすい・気軽に利用できる」「買物先や外出先など色々な所にある」を選ぶ理由に挙げる人が多い。男性は「価格が手頃」が選択理由のトップである。「職場の近くにある」も女性と比較して高い。
性年代別では、男性50代と女性40代と60才以上で「コーヒーがおいしい・好みの味」との理由が高い。 男性50歳以上は「価格が手頃」を重視している。また、女性50代以上の層で「□□□□□□□□」との回答も△%を超えた。
スターバックスは「コーヒーがおいしい・好みの味」「リラックスできる・くつろげる」「□□□□□□□□」といった選択理由が他チェーンと比較して高い。また「□□□□□□□□」との理由も他チェーンとの差別化の要因と考えられる
ドトールは「価格が手頃」との理由が他店と比べ突出して高い。また「□□□□□□□□□」との回答もやや高いことが特徴である。
カフェの利用頻度が高くなるほど「コーヒーがおいしい・好みの味」が高くなる傾向。
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▼ 過去1年間に利用した喫茶店・カフェ・コーヒーショップ店で最もよく飲む飲料の種類
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「レギュラー(ホット)」が断トツの人気で34%まで上昇、「カフェ・ラテ(ホット)」がそれに次ぎ18%。「レギュラー」は男性、「カフェ・ラテ」は女性で人気が高い傾向は前回調査同様である。
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「レギュラー(アイス)」と「カフェ・ラテ(アイス)」の人気はダウントレンド。
スターバックスとタリーズとエクセルシオールでは「カフェ・ラテ(ホット)」の人気が高く、ドトールでは「レギュラー(ホット)」と「レギュラー(アイス)」に人気が集中。
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▼ 過去1年間に利用した喫茶店・カフェ・コーヒーショップ店でのコーヒーの飲み方
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「店内でしかコーヒーを飲まない」人が47%と多数派であるがやや減少傾向である。「テイクアウトでしかコーヒーを飲まない」人はわずか1%であった。「テイクアウト派」の比率が微増。
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スターバックス主利用者は「店内とテイクアウト半々派」が多く、「テイクアウト派」もやや多い。珈琲館主利用者は「店内派」が多い。
スターバックスとタリーズ主利用者は「店内とテイクアウト半々派」が多く、「テイクアウト派」もやや多い。個人店利用者は、やはり店内でしかコーヒーを飲まない人が多い。
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▼ 過去1年間に最も多く利用した喫茶店・カフェで注文するサイドメニュー
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「サンドイッチ」が19%でトップ、「ケーキ」と「ホットドック」が12%で次ぐ。「ドリンク以外は注文しない」は41%へ増加。スコーンは微増。スタバは飲み物のみ利用、ドトールは軽食をかねての利用が多い。
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男性は「ドリンク以外は注文しない」が52%と多く、女性と比較すると「ホットドック」の購入がやや多い。女性はドリンク以外のサイドメニュー注文者が多く、特に「ケーキ」「パニーニ」「ランチセット」を注文することが多い。
スタバユーザーは「ドリンク以外は注文しない」が△%と非常に多い。逆に、ドトールとエクセルシオール主利用者は「サンドイッチ」や「ホットドック」などのサイドメニューの利用が多い。
ヘビーユーザーはドリンク以外のサイドメニューの利用経験率が高く、「サンドイッチ」と「ホットドッグ」の利用が多い。
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